コラム

2018.10.09

〜男性看護師のニーズについて〜

看護師と聞くとまだまだ「女性社会」というイメージが強い仕事ですが、
昨今では男性看護師が増えているという現状があります。

実際に、男性看護師がどのくらいいるのか、女性社会の中で上手くやっていけるのかなど
不安要素があり入職してもなかなか馴染めずに辞めてしまうといったケースは少なくありません。


男性看護師は以前に比べると増えていることは事実なのですが、男女比でいうとまだ1割も満たしておらず、
看護師の中で男性が占める割合はまだまだ少ないそうです。


今回は、そんな男性看護師の現状と上手く働ける職場を用意する解決策についてをご紹介します。

この記事を書いた人

大磯 梓乃(おおいそ しの)/新卒

大阪府出身。WEB学校を卒業し今年4月からリタワークスに入社。
3ヶ月が経ちましたがまだまだ学ぶことが多く日々勉強の毎日を送っています。
実家にいる猫に癒してもらいながら頑張ります!

目次

求められる男性看護師の現状


■現状その①:様々な場面で重宝されている

機材運びや寝たきりの患者様の移動など、女性では難しい体力的な力仕事で重宝されているようです。


また、男性患者からの支持が多く、女性看護師に身体を拭いてもらったり手当をしてもらう際、

男性患者(特に思春期の男の子)が女性看護師に気を使うケースがありそのような時に男性看護師が求められています。


■現状その②:離職率が多い

男性看護師の割合は増えては来ていますが、まだまだ女性人数が多いため人間関係で苦労することが多いようです。


例えば女性とのコミュニケーションの取り方、言葉を気にして上手く話せない...や、

休憩中の居場所がない...など悩み事がたくさんあるようで、

入職する前と思っていた雰囲気や働き方の違いを感じ、離職してしまうケースが多くあります。


上手くやっていけないと感じ、周りのことが気になって仕事にも集中できなくなり、

不安要素が溜まってしまうことがミスマッチを感じる原因の一つだと思われます。

ホームページの活用

これらの男性看護師が抱えている問題を解決する方法の一つとして、

「ホームページを活用する」という方法があります。

ホームページを使って、求職者に自院の働き方への理解を深めてもらうという事です。

具体的には、ホームページに職場の雰囲気や先輩の声、教育体制のページを設けることが必要になります。


現在お持ちのホームページに、または新しくリニューアルする際などには
以下のような男性看護師のコンテンツを加える事をおすすめします!


■男性看護師についてのコンテンツを掲載

・自院の男性看護師の数

・実際に活躍している男性看護師の紹介項目

・男性看護師から見た職場の雰囲気

・男性看護師の一日について

・先輩男性看護師からのメッセージ

 など


また、人物や院内の写真を添えると実際に働いている雰囲気がより伝わります。

このように職場の雰囲気についてを詳しく掲載することで、入職後のミスマッチが少なくなり離職率が減少します。

上記を参考に自院のホームページにも取り入れてみてはいかがでしょうか?

おすすめのホームページをピックアップ!

男性看護師のコンテンツを上手く掲載されているホームページをご紹介します。

名古屋掖済会病院

「野郎の会」と言うインパクトのあるファーストビューと、

個性のある武士のような話し方が男性看護師を連想させていてとても印象的です。

日常的な写真であったり楽しく働いているスタッフの姿が見えて、入職してみたい!と思う求職者も多いのではないでしょうか?

こちらのホームページでは実際に働いている男性看護師の活動内容について掲載されています。

また、男性スタッフの詳細人数、先輩メッセージなど男性看護師についての情報が充実しています。

上記のように特設サイトを作るなど、参考にしてみてはどうでしょうか?

まとめ

今回は「男性看護師のニーズについて」をご紹介しました。

現在男性看護師の需要が年々高まっています。

そのニーズに合わせて、ホームページにも男性看護師についてを掲載してあげましょう!


ホームページは入職後のミスマッチを無くし、 応募動機に繋がる役割を担うことで

離職率の改善・人手不足の解決に繋がる重要なツールとなります。


写真や先輩紹介ページなどで、情報や職場の雰囲気を掲載するだけでも伝えれることはたくさんありますので、

これまで述べたように、男性看護師、もちろん女性看護師にも上手く働ける職場を伝えるコンテンツを

自院のホームページにも取り入れてみてはいかがでしょうか?


以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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